今週末の土曜日は家の用事と、日曜日は仕事のため釣行に行けませんでした。
それでも、なんとか行けないものかと嫁さんとギリギリの折衝を続けたのですが、見事撃沈(泣)。
まあ、結構なペースで行かせてもらっているし、今週の釣行はお休みしました。
これから続々とアップされてくるであろうお仲間達の釣行ブログを怯えながら楽しみにしています。
それと、いつの間にか
10万アクセスを突破していました。
いつも見て頂いている方々、ありがとうございます。 意外と嬉しいもんですね(笑)。
拙い文章で、つまらないブログですが、これからもよろしくお願いします。
さて、私が最近手に入れた艇の個人的な感想とインプレッションを書きたいと思います。
なお、よく考えたら家の嫁さんや会社の同僚や、ご近所さんも私のブログを見ているらしいので、今回からはちょっと
変態キャラは封印して 本来の真面目キャラで書き綴っていきたいと思いますのでよろしくお願いします(笑)。
私が購入した艇の順番は
1. ジョイクラフト ゴムボート フリード315
2. ハリケーンカヤックス フェニックス140
3. ホビーカヤック レボリューション11
4. ジョイクラフト ゴムボート KAYAK-340 (膨らみ君)
ですので、購入順に書きます。
1. ジョイクラフト ゴムボート フリード315
■フリード315(JEL-315)
■航行区域3海里(約5.5km)
■定員(人)/積載量(kg)4 / 480
■サイズ全長315・全巾156・チューブ径42・船内長230・船内巾72
■総重量(船体重量)(kg)40(34)
■気室数チューブ本体3気室、リジッドフレックス、エアキール
■底形式 / キール形式高圧エアフロア / エアキール
■推奨馬力(PS)9.8以下 15インチトランサム用(予備検無し)
感想は 「安定性抜群!でも重いし準備と片付けが大変」 です。
本当に安定性は抜群です。
チューブ径42cmのおかげで少々の荒れ模様でも波が入ってくる事が無く快適に釣りが出来ます。
今年も息子やじいさんと3人でのアジのサビキ釣りや、小荒れの時のタンデム釣行時に使用しますよ。
気になる点は、カヤックやKAYAK-340と比べると重いし、準備と片付けが面倒な点です。
2. ハリケーンカヤックス フェニックス140
■全長 : 424cm
■全幅 : 73cm
■重量 : 23.5kg
■素材 : Trylon
■ハッチ : 2個
■ロッドホルダー : 3個
■最大積載量 : 147kg
■カラー : レッド
感想は 「かなり良いカヤック」 です。
昨年の夏のエースでした。
14フィート艇の中でも抜群に軽いのは皆さんもご存じだと思います。
確かに非力な自分でも一人で持ち上げて砂利浜でも階段でも出せるのが良いですね。
しかし、軽い事以上に丈夫な素材。
スロープでも、少々ガリガリの石の浜で多少引きずってもほとんど傷も付きません。
素材とツルツルボディの恩恵だと思います。 もちろん車載の時ロープで縛っても何てことありません。
そして、艇としての海上での性能ですが、まず安定性が最高。
他のカヤックをあまり知りませんでしたが、後述のホビーと比べて安定性は抜群に良いです。
14フィートという長さと、割とフラットな艇底の影響だと思います。
そして、スピードが平均的に速いです。
本気漕ぎをすると静水時は9km/hを維持出来ます。
ツルツルボディで水切れもよく、14フィートでも方向転換も軽く、パドリングしているだけでも楽しいです。
気になる点は、これもホビーに乗ってから気が付いたのですが、ハッチや小物入れなどが少なく艤装の自由度が低いです。
あと、長い艇なのにグリップを持った時のバランスとグリップの造りが悪いです。これは持ち上げる時にちょっと問題です。
ですが、それを含めても良いカヤックです!
3. ホビーカヤック レボリューション11
■カラー:カリビアンブルー
■Length:3.51m(11'6"ft)
■Width:0.74m
■Hull Weight:21.32kg
■最大積載量:136kg
■基本セット:本体、パドル、デラックスシート、Mirageドライブ、ラダー、ロッドホルダー2ヶ所、ドリンクホルダー2ヶ所
感想は、静水時には 「釣り用として完璧なカヤック」 です。
購入してすぐに冬になってしまったので、進水式の1回しか乗っていませんのでハッキリした事は言えません。
しかし、ロッドを持ったまま小移動して、すぐにジグや鯛ラバを落とせるのはすごく楽だし、細かい事かもしれませんが1回でも釣れるチャンスが増える事になります。
あと、私は得意ではありませんが、ナブラを見つけた時もタックルを用意しながら近付く事が出来て、そのままキャストできちゃいます。
また、手漕ぎのカヤックの場合、ちょっと風が強い時、漕ぐのを止めるとすぐに流されて元の位置に戻るだけでも大変な時があります。
そんな時には、ジュースを飲んだり、パンを食べたりするのも無理ですが、ホビーなら移動しながら水分補給や飲食が可能です。 もっと言えば携帯電話で話しながらの移動も出来ちゃいます。
また、釣りをしながら風に向かって漕げば流れる速度を調整も出来ます。
ただし、これはスパンカーを付けるともっと効果的でしょうね。
ハッチや小物入れも使いやすく、艤装も楽です。
あと、意外と良かったのは、釣れた魚を艇内で〆た時、血抜きした血を水で流すとミラージュドライブの穴から勝手に流れ出ていってくれるので、艇内がきれいです。
ただし、その穴からルアーを落とさないように気を付けないといけませんが。
足漕ぎカヤックはまさしく貪欲な釣りに適したカヤックだと思います。
気になる点は、安定性と重さ だと思います。
安定性はフェニックスと比べると多少不安な部分があります。
ただし、これはそもそも14フィート艇と11.6フィート艇を比べるのが間違っているのかもしれませんし、1次安定性がフェニックスよりも劣っていますので直感的に不安定な印象を受けているだけかもしれません。
ただし、艇の形からすると2次安定性の踏ん張りがありそうな気がしますので、もう少し使い込むと印象は変わるかもしれません。
あと、重さはあれだけ色々付いていて、ポリ艇なので仕方ないかもしれません。
持った感じはフェニックス140と同じぐらいか少しだけ重いかな?ぐらいですので一人で持ち上げる事には問題ありません。
それに、艇が短いのでバランスが良いのと、グリップの造りと良いため持ちあげやすいです。
14フィートぐらいで20kgぐらいのホビーが出たら最強かもしれません。
スピードは結構がんばって漕いで8~9km/hぐらいです。
11.6フィートしかないのに加え、私が非力なのかもしれませんが意外と速くはないです。
さらに、足漕ぎは本気漕ぎをすると、意外とすぐに疲れてしまいます。
足は、腕よりも力があると言われていますが、手漕ぎのカヤックは腕の力だけではなく、足の踏ん張り、腰のひねりなど力を分散出来るので、意外と疲れません。
でも、足漕ぎは足の力のみなので、本気漕ぎは疲れます。
軽いジョギングぐらいの力で5~6km/hぐらいを維持する分には問題ありません。
ただ、1回目の釣行の後に釣り仲間の
ネ申さま から教えてもらったのですが、足漕ぎをしている時に膝を手で押してあげると、足漕ぎも楽に長時間漕げるそうです。
次回のホビー釣行時に試してみます。
4. ジョイクラフト ゴムボート KAYAK-340 (膨らみ君)
■航行区域 3海里(約5.4km)
■定員(人)/積載量(kg) 2/200
■サイズ(cm) 全長333・全幅99・チューブ径30・船内長295・船内巾39
■総重量(kg)バック・オール・ポンプ含 19
■気室数 チューブ本体2気室、リジットフレックス1気室
■底形式/キール形式 高圧エアフロア/V-RFフロアキール+ダイナキール
■推薦馬力(ps) 2PS以下 15インチトランサム用
■付属品 高圧フットポンプ・キャリーバック
感想は 「もうカヤックもゴムボも不要なんじゃない?」 です(爆)。
一人での釣行には最高です!!
もともと船外機を持っていたので、KAYAK-340本体の購入だけで乗れます。
KAYAK-340と船外機の両方を買っても通常のカヤックと同等もしくは安いというのはすごいですよね。
最初KAYAK-340を知った時は「何だこりゃ?」って感じでしたが、釣り仲間の
zekiさん が購入して、乗った感想を聞いた時、目からうろこ状態でした。
安定性は問題無し。
よく考えたら普通のカヤックより艇幅がありますし、最強の浮体がありますので当然ですよね。
艇内が狭そうですが普段カヤックに乗っている人なら荷物をコンパクトにまとめられるので問題ないです。
メンテナンスをして、ガソリンを入れれば疲れ知らずの船外機で動いてくれるし、最強です。
スピードは本当に2馬力ゴムボート最速でしょう(笑)。
船外機のメーカーにもよると思いますが、静水域なら私のトーハツ2馬力の場合、15km/hで滑走できます。
しかも、疲れません(笑)。
(2馬力の中でもトーハツが一番パワーがあるようです)
スピードが出るということは同じ距離を移動しても燃料が減らずに、一回の釣行での燃費が非常に良いです。
また、移動が速いという事はポイントの大移動などの時に早く着くので無駄な時間が少なく、釣りをしている時間が増えます。
という事は、釣れるチャンスが多いという事です。
KAYAK-340になってから大して釣れていませんが、そのうち結果が出ると思います・・・・(泣)
あとは手軽さが良いです。
たとえば駐車場で膨らませて、その後浜まで担いで持って行って出撃が出来ます。
小さいので準備も片付けも楽です。
持ち運び、車載、家での収納場所も少なくてすみます。
気になる点は、ドーリーが無いため砂浜や玉砂利の浜以外でのエントリーが難しい気がします。
たとえばコンクリートスロープで牡蠣の貝殻が付いていたり、鋭い岩のあるエントリー場所では怖いです。
エントリーする時と帰着時は多少引きずらないといけないためです。
KAYAK-340に簡単に脱着や上げ下げの出来るドーリーがあれば最強かもしれません。
さて、自分で考える各艇の使い分けと順位ですが、
【荒れ気味の日や、天候の急変の恐れのある日や時期には】
1. ジョイクラフト ゴムボート フリード315
2. ジョイクラフト ゴムボート KAYAK-340(膨らみ君)
3. ハリケーンカヤックス フェニックス140
4. ホビーカヤック レボリューション11
【スピードが出て快適なのは】
1. ジョイクラフト ゴムボート KAYAK-340(膨らみ君)
2. ジョイクラフト ゴムボート フリード315
3. ハリケーンカヤックス フェニックス140
4. ホビーカヤック レボリューション11
【釣りに徹するには】
1. ジョイクラフト ゴムボート KAYAK-340(膨らみ君)
2. ホビーカヤック レボリューション11
3. ジョイクラフト ゴムボート フリード315
4. ハリケーンカヤックス フェニックス140
【海で浮かぶ楽しさは】
1. ハリケーンカヤックス フェニックス140
2. ホビーカヤック レボリューション11
3. ジョイクラフト ゴムボート KAYAK-340(膨らみ君)
4. ジョイクラフト ゴムボート フリード315
【快適な釣りには】
1. ジョイクラフト ゴムボート フリード315
2. ジョイクラフト ゴムボート KAYAK-340(膨らみ君)
3. ハリケーンカヤックス フェニックス140
4. ホビーカヤック レボリューション11
【片付けと準備の手軽さは】
1. ハリケーンカヤックス フェニックス140
2. ホビーカヤック レボリューション11
3. ジョイクラフト ゴムボート KAYAK-340(膨らみ君)
4. ジョイクラフト ゴムボート フリード315
【タンデム釣行や親子釣行には】
1. ジョイクラフト ゴムボート フリード315 しかないです。
各艇にこのような長所と短所があるのでどの艇も大切です。
季節や出艇場所、狙いの魚、天候、波などによって使い分けていこうと思います。
これから、私が持っている艇のどれかを買おうかと思っている人へのアドバイスとしては
・どれか1艇だけなら 【KAYAK-340】 が一番バランスが良いです。ただし、カヤックに乗った事がある人、荷物の少ない人向けかです。
・手軽さやパドリングの楽しさ、自然の中で遊ぶ感覚を求めるなら 【フェニックス140】 が良いです。
・とにかく安定性重視で1艇でタンデム釣行など、すべてをこなすには 【フリード315】 がオススメです。
・カヤックの手軽さで釣りに徹した艇を求めるなら 【レボリューション11】 がベストです。
自分はどの分野でも良い選択の艇が買えたと思っています。
どれも後悔はありませんが、これからの使用頻度が気に入っている順番だと思って下さい(笑)。
ただ、あえて言うとゴムボを今買うなら 【オレンジペコV】 を買うと思います(爆)。
これから何か艇を買おうとしている人や、もう1艇買おうとしている方の参考になれば幸いです。
来週は釣りに行くぞーー!!!